遊びの山に、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」が咲き出した。中心に淡黄色で小さく、球状に集合しているのが花で、その外側に白い4枚の花弁のように見えるのが、実はつぼみを包んでいた葉、「総包片(そうほうへん)」である。名の由来は、花の形状を坊主の頭、総包片を衣に、あるいは全体を頭巾と見立てたことから付いた名前である。

我々は子供たちのするウォーク・ラリーの運営とそのお手伝い。ウォーク・ラリーを通じて、いろいろな木やこの公園にいくつも残る炭窯跡を探したり、炭の材料となった「クヌギ」のことや希少種である「エドヒガン桜」についてちょっとだけ学んでもらう。「写真の花(ヤマボウシ)を探して、その場所と名前を書きなさい!」なんて問題もありました。この日は天気は上々、子供たちも楽しんで学べたようだ。森に子供たちの歓声が響いていた。
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