2024年2月17日土曜日

炭焼き文化体験ツアー「飾り炭を作ろう!」

 

  

 今日、17日は、炭焼き文化体験ツアー「飾り炭をつくろう」の本番。2025年に行われる関西万博のフィールドパビリオンのプレイベントである。40人ほどの皆さんの参加がありました。







   
 あいさつもそこそこに、スタッフは昼食やダッチオーブンによる菊炭焼き開始や飾り炭のための焚火や鋸体験、薪割体験の準備。参加者は炭焼きについて簡単なプレゼンを受けた後、さっそく飾り炭の材料採集のため園内ツアーに出かけます。いろんな種類の葉っぱ、松ぼっくりなどをビニール袋一杯に集めました。

  
 普段は入ることができませんが、プレゼンで説明を受けた炭窯の中に入り、実際に中を見学します。午前中のツアーはここまで。さあ、待望のお昼御飯です。





  
 メニューは、スタッフが腕によりをかけた(?)竈炊きのごはんと囲炉裏にかけた大鍋で煮込んだ豚汁。お替わり自由がうれしい。まずいわけがありません、何杯もお替わりしていました。




  
 昼からはこの日のメインプログラム、「飾り炭を焼こう!」。採集した材料を金属の缶に入れ、大きな焚火の上に置いて、さあ、飾り炭焼きの開始です。炭焼きと原理は全く一緒。焼けるまで、約1時間半から2時間が必要です。








 焼けるのを待つ間も、里山に関わるいろんなことを体験して楽しみます。みごと割れた時は爽快、電動薪割機やキンドリングによるクヌギの薪割体験。ちょっと挽くのにコツがいるのこぎり体験。伐った枝は記念に持って帰ります。兵庫県のマスコット・キャラ、「はばタン」の焼き印によるペンダントづくり。みんな初めての体験ばかり。



 初めてと言えば「昆虫食」体験も ・・・。クヌギの薪割体験では、たくさんの「カミキリムシ」の幼虫が出てきます。これを炒って食べる昆虫食初体験。子供さんにもお母さん方にも好奇心の強い人はいるものです。目をつぶってペロリと ・・・。





  
 そうこうしているうちに、「飾り炭」も焼けたようです。期待に胸を膨らませながら、蓋をあけると ・・・。見事、真っ黒に焼けた炭が ・・・。葉っぱもそのまま炭に、栗のイガも一本一本炭になっています。ダッチオーブンに入れたクヌギの枝ももちろんきれいな菊炭に。
  
 さらにお土産にと今年の炭焼きで焼いた菊炭をもらって、この日のツアーは無事解散。お疲れさまでした。



【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」

   3月17日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:200円(保険代、材料費等)
   定員:25名(申し込み先着)
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 


 

【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

作業体験。体験入会も受け付けています。


公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  
 



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