午前中は、先々週にやり残した作業の続き。2018年に炭焼きの材を得るために伐った「クヌギ(椚、橡)」の高木を、鹿の食害から守るために囲っていた金網の撤去。つい先日まで満開だった「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」の実が、ツンと上を向いて、ユーモラスに、リズミカルに踊っている。
午後からは、地元の小学校4年生110人による「里山体験学習」。コロナのため、実に2年ぶり。この公園には、かって、「池田炭、一庫炭」として全国的に知られていた「菊炭」を焼いた炭焼き窯の跡、その材料となる「クヌギ(椚、橡)」を育てた「台場クヌギ」の林があり、また「間歩(まぶ)」と呼ばれる、多田銀銅山の鉱脈を露天掘りで掘った跡が、多数存在している。そんな地元の文化や歴史とかかわってきた里山を、ウォークラリー形式で学んでもらうカリキュラムである。そのお手伝いをしたが、久しぶりに見る子供たちの元気はうれしい。
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