2019年5月24日金曜日

初夏の公園は白い花が似合う









 いや、暑くなってきましたが、まだ湿度が低いので、森へ入ると、木漏れ日と麓のダム湖から吹き上がってくる風が心地よい。もう公園はすっかり初夏の気分で、「丘の流れ」では、平日でも水遊びに興じる子供たちの歓声があがる。桜、つつじの後の花、僅かな毒性があるため、子どもの頃、その実を川に流して魚を獲った「エゴノキ」、三角帽子に似て、その花の形が愛らしい「ヤマボウシ(山帽子、山法師)」。「朴葉味噌」などに使われ、この山で最も大きい葉をもち、高い枝のてっぺんに大きな白い花を咲かせる孤高の花、「ホウノキ(朴の木)」。やはり初夏の公園は、白が似合う。




 こちらも白。この森に住む陸生の蛙、「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊である。このように、池や川など水辺に張り出した木の枝に、バレーボールくらいありましょうか、真っ白い泡の塊を作り、その中に卵を産む。もうビオトープには、「オタマジャクシ」が元気に泳いでいた。

 日当たりのいい土手にいくつもある「アリ(蟻)」の巣。そこから、羽化した「アリ」の大群がつぎつぎと飛び出してきては、あたり一面を飛び回っている。公園の生き物の世界も初夏を迎えている。




 【 一庫公園活動団体合同主催イベントのお知らせ 】
 
 「黒川地域伝統の粽(ちまき)作り」
 
   6月8日(土) 10:00~14:30 ワークショップ集合  
   参加費:大人800円 子ども500円(保険代、材料費等)
2歳以下100円(保険代)
   定員:5家族 (子ども15名まで 申し込み先着)
持ち物:エプロン、ふきん、飲み物、お弁当
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 

【 会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。
活動体験も受付けていますので、公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。
 
 
 
 

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