2018年10月12日金曜日

幹の途中から折れた木の始末はやっかいである





朝から小雨。里山体験学習に来ている小学生が、小雨などものともせずに、ウォ-キングラリーに飛び出していくからには、我々じいさんたちが、山作業を休むわけにはいかない。すこし小雨になったのを見計らって、山へと向かう。チェーンソー、チルホール、ワイヤロープなどを手分けして運ぶので、いつもより荷物が重く、肩に食い込み、息もすぐ上がる。

 作業は今日も、台風21号により自然観察の森の路に覆いかぶさっている折損木の処理である。根元から倒れた倒木と違って、幹の途中から折れた木の始末はちょっとやっかいである。高いところで折れているため、チェーンソーなどを使って枝を切断できない。しかも、この「ソヨゴ(戦、冬青、具柄冬青)」は幹が裂け、枝が3方向に垂れている。こうなると、枝ごとに、ロープを掛け、何トンもの力を発生するチルホールで引っ張って、強制的に引きちぎるしか手がなさそうだ。時間をかけ、やっと枝1本を処理して、山を下りる。下るとき見かけた、季節外れに咲いた「ヤマツツジ(山躑躅)」。小雨に煙る暗い森の中、その静かな佇まいが印象的だった。

 
 
【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり&手作りうどん」
   10月21日(日) 10:00~15:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:300円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 
 
【 会員募集中 】
 
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森林ボランティアをしたい方ならどなたでも結構です。
体験活動も受付けていますので、公園管理事務所までお問い合わせください。
 
 
 
 


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