2016年2月4日木曜日

窯と対話しながら、冬の一日を山で過ごす



 くどさしのタイミングを計るため、窯の状態を推測するため、温度計測を繰り返す冬の一日。暇まではあるが、コーヒーを飲みながら、仲間と炭焼き談義や世間話に花を咲かす。平年より暖かいことに加え、陽があたっているので、外はこの上なく気持ちがいい。山頂までゆっくりと上がる。葉の落ちたクヌギの枝にはまだ春の兆しは見えない。明日は立春。今宵は、恵方巻きと鰯でしょうか。2年先の炭焼きに使う薪の準備をする。割った薪を乾燥させるために組んだ「薪組み」が美しい。このように美しく崩れないように組むためには、ちょっとしたノウハウが必要なのだが、そんな技も身に付いた。何物にも代え難い冬の一日が過ぎてゆく。
   
   

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