特徴のある角ばった実は、「マユミ(檀、真弓)」。我が家の庭にもあるが、それと比べ、公園の「マユミ」は実もびっしりと多く付いているし、なんといっても色づいたピンクが、比べ物にならないほど鮮やかである。もうしばらくすると熟し、果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れる。そんなことから、秋に果実と種子の色を楽しむ庭木として親しまれている。
先日のお茶会に趣を添えたのが、「サネカズラ(実葛)」。その名の通り、「キイチゴ/木苺 」を大きくしたような真っ赤な実を楽しむが、その昔、つるから粘液をとって整髪料に使ったことから別名、「ビナンカズラ(美男葛)」とも呼ばれている。この山にも生えているが、この日飾った茶席の白壁に映え、浮かぶその影とのコントラストが美しい。
公園のセンターの薪ストーブに火が入った。芯まで体があったまるし、なんといってもその炎が美しい。そしてやはり紅葉でしょう。ここ一週間が見頃。手入れをした甲斐あって、谷のもみじがひときわ映えるようになった。
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