2015年11月26日木曜日

ノコギリは少し難しかったかな



 台場クヌギと伐採した炭焼きの窯木を見ている子供達。里山自然体験学習のウォーク・ラリーで学んでいる小学校3年生たちである。春に、秋にと、年間何校もの小学生たちが体験学習に訪れるが、今年はこの子達が最後の組である。近隣の街I市から、なんと178名もの子供たち。今年最多。I市は阪神間にあって、大型のマンションの建設が急速に進んだベッドタウン。どこもかしこも少子化の昨今にあって、この学校だけはびっくりするほど子供が多い。

 今日のメニューは、ウォーク・ラリー、木のコースター作り、ノコギリ体験であったが、一番難しかったのが、のこぎり体験のようである。とにかくノコギリを使った経験のある子は皆無。まず挽く姿勢が悪いのは言うまでもないが、力も握力もない。直径4、5cmほどの枝を伐るのに5分以上もかかる。私の子供時代には、勝手に親父ののこぎりを持ち出し、自分の遊び道具を作っていたのだが ・・・。こんなところにも、体力低下、遊びへの適応力のなさが垣間見られる。178名の鋸体験。時間がなく多分全員はできなかったが、サポートしてあげただけで、爺さんたちはもうぐったり疲れてしまった。

 ウォーク・ラリー、今日の花の名前を探す問題は、「サザンカ(山茶花)」。椿に劣らない美しい大輪の山茶花が、今豪華に咲いている。

  

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