2014年9月24日水曜日

虫、虫、虫 ・・・



 今年5月、ナラ枯れ対策として、被害木の「コナラ(小楢)」に巻いてあった粘着シート(アース製薬「カシナガホイホイ」)を、この日剥いだら、体長薬2~3mm、500匹くらいの「カシノナガキクイムシ」の幼虫が付着していた。羽化して孔から出てくる前に、シートで捕獲して、飛散を防ぎ、あらたな被害の拡散を防ごうという試みである。今回ばかりは、とても「虫めづる爺い」とはいかないが、さりとて虫の責任ではない。里山を放置林にしてきた人間の責任である。

 遊びの山での検証作業開始の初日、対策を施した時期が遅かったのか 適切な方法ではなかったのかはわからないが、捕獲が確認できない被害木もあった。今回施した対策の効果がどうだったか、全体的な結果の評価は、すべての調査と検証が終わるまで何とも言えない。しばらくは、対策の検証評価の作業が続き、そして、ここ数年は虫との戦いが続くことだけは確実である。
  
  

0 件のコメント:

コメントを投稿