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2024年10月3日木曜日

土砂降りの雨だったので ・・・

 

  
 今日は朝から土砂降りの雨。一応集まってみたものの、山での作業はあきらめ、道具の手入れや、ワークショップの整理整頓などをし、コーヒーを飲んで解散。こんな時もあります。

 森林ボランティア活動をしている一庫公園、炭焼きに関係する活動以外の大半を占めるのが、「自然観察の森」の保全活動です。「自然観察の森」と言っても、実は全国どこにでもある「里山放置林」。ダムができる以前は住民にとっての里山だったところです。この森も、冬でも葉の落ちない常緑広葉樹、照葉樹が繁茂し、高木化して森を覆っているのが現状。できるだけこの森の植生の多様性を確保し、登山路、遊歩道の安全を確保するなどの目的で、常緑広葉樹、照葉樹を除伐を行っています。


 そんな除伐を中心とした保全活動の方針を紹介します。48ヘクタールほどの広さがある一庫公園、ちょっとやそっとの除伐では焼け石に水。どうしても重点的にならざるを得ない。J,I,H の尾根筋、Nの500段階段が作業エリアの中心で、「兵庫方式」と呼ばれる方針に基づいて、除伐作業を行っています。さらに、ナラ枯れなどによる枯死木の除伐、台風等による倒木処理、頂上付近の眺望景観確保のための除伐なども実施しています。
  
 K3,K4 は「台場クヌギの再生林」。昔から菊炭の材料調達の薪炭林であった所。基本的には8~10年のサイクルで輪伐(皆伐)を実施し、実際に菊炭を焼くとともに、活きた教材として里山体験学習に活用しています。最近は鹿の食害からの回復を目指し、「クヌギ」の幼木の植樹も実施しています。


  (兵庫県緑化推進協会編「里山を学ぶ」より)
  
 我々が「兵庫方式」と呼んでいる里山放置林に対する管理の考え方には次の3タイプがあります。
  
① 全伐採(皆伐)による里山林の再生を目標とする管理<
② 基本的には放置したまま照葉樹の増加に任せ、照葉2次林へ遷移させる
   (何もしない管理)
③ 照葉樹(常緑広葉樹)、つる植物等の除伐により夏緑高木林を目標とする管理
  
 我々の活動では、「台場クヌギ」の薪炭林には、8~10年ごとに皆伐する(輪伐)という①の方式を基本とし、それ以外の尾根筋などのエリアでは③の方式で、「ヒサカキ(非榊)」、「アラカシ(粗樫)」、「ソヨゴ(冬青)」、「アセビ(馬酔木)」などの常緑広葉樹(照葉樹)を除伐し、年間約400~600本の除伐を行っています。しかし、公園は48ヘクタールほどの広さがあるので、ちょっとやそっとでは焼け石に水。結局②と同じ結果になってしまうので、どうしても重点的、集中的にならざるを得ない。



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ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

今からでしたらクヌギ伐採から炭焼きまで
炭焼きの全工程を体験できます。

作業体験。体験入会も受け付けています。


公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  





2024年9月19日木曜日

「中秋の名月」は過ぎたが ・・・

 

 
 「中秋の名月」を過ぎて朝夕はすこししのぎやすくなったが、まだまだ日中は暑い。山作業には、ファン付きベストが離せない日が続く。
  


  
 今日も山頂まで登り、汗だくになりながらも、除伐作業を続ける。



【 お知らせ 】
 
一庫公園のホームページがリニューアルされました。
森のクラブのホームページ、このブログへ
公園のHPから入っていた方は
PCの場合は「一庫公園とは」を
スマホの場合は、公園HPの右上の「・・・」をクリックし、
関連リンクからお入りください。
今後ともよろしくお願いいたします。




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2024年2月8日木曜日

久しぶりの頂上、久しぶりの除伐

 

 
 頂上まで上がるのは、1月4日以来。作業するのは、昨年の10月19日以来である。寒いが青空が広がり、眺望は抜群、気持ちがいい。軽めの除伐をして山を下りる。



 
 第2回目の炭焼きの標本木を切断して、出来栄えを観察。今までで最高の菊炭ができたと評価しているが、焼成温度を上げた分、樹皮ははがれやすくなっていたが、炭としての電気的品質を持ちつつ、外観はうつくしい菊炭が焼けたと評価。



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2022年10月20日木曜日

あと一日の作業が必要

 


 公園の山、「知明山」から望む「高代寺山」の眺望を良くしようと、間伐に取り掛かった。チェーンソーや携帯型ウィンチのチルホールを山頂まで持ち上げての作業である。

 左から作業前の眺望、1日目を終えての眺望、右が2日目を終えての眺望である。すこしずつ改善されているのがよくわかる。手前に立ちはだかる高木が、ラスボスでそれを倒すにはあと1日必要である。

 真向かいに見通せる、「高代寺山」(488.7m)の山頂近くには古刹「高代寺」があり、名前の通り「高野山」にお参りが出来ない信者に、代わりにここへお参りすれば同等の御利益があるという寺で、810年「空海」が「高野山」を開く9年前に、この山に立ち寄り、「閼伽井(あかい)神泉」を発見し、「薬師如来像」を祀り、草庵を建てた事が始まりと伝承されている。

 その後、960年、「源満仲」が、父「経基公(清和源氏の祖、六孫王)」の霊廟として、薬師如来像を本尊に創建したと伝えられる真言宗御室派の寺院。最盛期には37の大伽藍、12の支院、1200石の寺領を有する有数の寺院であったという。多田源氏の勢力が弱まり、寺運も衰退、秀吉の頃には廃寺となった。その後、江戸時代初期(1650年頃)に再建され、今に至るという。(豊能町史料などによる)





  
 チェーンソーや携帯型ウィンチのチルホールを山頂まで持ち上げるのも大変であるが、安全のためには欠かせない。間伐と言っても、お目当ての高木だけを伐ればいいのではなく、伐採を予め計画し、整然と植林された杉林などと違って、複雑にいろいろな木が雑然と絡み合っているので、伐採した後、かかり木になるのを防いだり、処理作業の安全を確保せねばならないので、対象木の周辺の木から伐採をしてゆく。山頂近く、今まであまり手を入れていなかった場所なので、結構時間がかかり、あと一日の作業が必要である。

 

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11月、12月はクヌギの伐採、窯木作り
1月、2月は菊炭焼と
今からなら炭焼きの全工程を体験できます。


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