2021年8月26日木曜日

3週間も空けると ・・・

  
 お盆休みやら雨による作業中止で3週間ぶりの山での作業。なにかものすごく間が空いたような気がして、待ちかねたように一庫公園へ。この日、熱中症警戒警報は出ているが、前回とは違ってカンカン照りでなく、気温もやや低いように感じられるので少しはまし。前回に続いて、クヌギ苗を保護していた、ツリー・シェルターの撤去。それでも、警報は出ているので、無理をせず早めに作業を切り上げる。
   

 3週間も空けると、今度は体の方が音を上げる。もうこの活動、完全に生活のリズムとなっているのだ。休憩、思わず切り株に生えている「サルノコシカケ猿の腰掛け」に腰をかけたくなる。



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2021年8月19日木曜日

(閑話休題)森と林

  
 家を出る時は、さほどではなかったのに、車でちょっと走ったら、前が見えにくいほどの土砂降りの雨。公園に着いても、車から出られないほどの豪雨。今日の山作業は中止し、炭窯、その周辺、排水溝を点検して解散。参加者3人。こんなこともある。
    


(閑話休題)

 ちょっと前のNHKバラエティ、「チコちゃんに叱られる」で、一言で「森林」というが、「森」と「林」の違いは?という質問があった。「チコちゃん」はもちろん、「炭焼き小屋の爺」も知っています。「有岡利幸」氏の好著、「里山 Ⅰ、Ⅱ」(ものと人間の文化史シリーズ118-Ⅰ,Ⅱ 法政大学出版局)などを読んでいたからである。

 わかりやすく言うと、「木」が3本、2本の違いではなく、「森」と「林」は、ちがう性質を持ったもので、「森」の語源は、「もる、盛る」であり、いろいろな樹木で構成され、山のようにこんもりと樹冠が盛り上がっている様を現した言葉の様である。一方、「林」の語源は「はやす、生やす」であり、同じ種類の樹木を、人が利用するために植えた樹木の集団、植生を表すようである。言い換えると、森は人の手が入らず、自然に形作られた樹木の集団であり、「林」は人のよって植林された樹木の集団であるという。

 たしかに、「鎮守の森」は「鎮守の林」とは呼ばないし、「雑木林」を「雑木森」とは呼ばない。「杉林」も「杉森」と、「クヌギ林」も「クヌギ森」とは呼ばない。ただし、「原生林」は、この例外だという。(写真はNETより拝借)

 英語にも、「wood(森、木材)」「forest(森林)」と二つの言葉があるが、「forest」には、他動詞として、「~に植林する、~に植林[造林]を行う」という意味があるので、英語でも使い分けがあるのかもしれない。



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2021年8月10日火曜日

(番外編)今年も鷺草を ・・・

 

 


 そろそろ見ごろだと思い、いつものように「サギソウ(鷺草)」を宝塚の「丸山湿原」まで
見に出かけた。駐車場に車を置いて、蝉しぐれの中、緩い山道を歩くこと15分。第3湿原では2株ほどしか目につかなかったので、今年はダメかもと思いつつ、第1湿原、第4湿原へ。去年よりも数は少ないようだが、静かに優雅に「サギソウ」は咲いていた。安堵・・・。例年のごとく、見に来ている人は私一人だけ。優雅な時間と静かな空間を独占。



 残念ながら、今年も「ササユリ(笹百合)」を見ることはできませんでしたが、湿原内に「アギナシ(顎無し)」や「シロイヌノヒゲ(白犬の髭)」がたくさん咲いていた。わずかながら、「ミズギボウシ(水擬宝珠)」も「サギソウ」に寄り添って ・・・。



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2021年8月5日木曜日

地獄で仏

 

  
 最高気温が、この夏最高の36℃、37℃にも達するという予報。水分補給をこまめに、早めに作業を切り上げる、決して無理をしないことの3つを申し合わせて、先週と同じツリーシェルターの撤去作業にかかる。じりじりと照り付ける太陽の下、見る見るうちに体力を消耗していくのがわかる。
  
 早めに作業を切り上げたところに、仲間からの差し入れは、「西瓜」。「地獄で仏」とはこのこと。
   

 更なるご褒美は、別の仲間が栽培している「ミニトマト」。いつも瑞々しく、そして甘い。



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