今年最後の活動日。年明け9日から始まる炭焼きの準備である。まず、窯木を作って残った「クヌギ(椚、橡)」の枝や葉で作った「バイタ」と呼ばれる柴の束を窯の前まで運ぶ。この「バイタ」、窯の中の空気を追い出したり、窯木が自己熱分解を始めること促す重要な役割を担うもので、1窯あたり、80束ほど必要とするので、約160束、結構な量である。
材料の準備だけではなく、炭焼き工程の中で使う粘土の準備。窯の入り口を遮蔽するため、従来はレンガを積み上げていたが、その作業が大変なため、今年からトライする熱遮蔽板の調整、24時間窯の温度計測をするためのセンサーの取り付け検討、用意した窯木の中から炭焼き前後での形状変化などのデータを採るための標本木の選定など、いろいろやらねばならないことがある。
一通りの準備を終え、窯の入り口に正月飾りを供え、今年1年の無事に感謝、会員の健康長寿を祈念し、ティー・パーティーで締める。
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森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
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