2020年9月19日土曜日

ナラ枯れは8年かけて終息した


 

 
 
そして、台風対策、雨対策実施。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 秋本番。いろいろな虫が、越冬に向けて準備をする季節でもある。「チョッキリムシ」は早々とドングリに孔を開け、卵を産み、その枝を切るという「技の冴え」を見せ始めている。そして秋、「コナラ(小楢)」など大径木に穿孔して卵を産み、幼虫を棲息させ、その幼虫のもつ「ナラ菌」により、急速に樹勢が衰え、最悪は枯らしてしまう「ナラ枯れ」を引き起こすのが「カシノナガキクイムシ(通称カシナガ)」。今日の作業は、まず「ナラ枯れ」の新規被害木の調査を行う。     平成25年(2013)から、毎年ずっと尾根筋を対象に調査し、発見した被害木には対策をし、効果を確認するという作業を繰り返し実施した結果、平成27年(2015)の45本をピークに減少に転じ、昨年は被害木が1本、今回は1本も発見できなかった。この結果をみると、「ナラ枯れ」は終息したと判断していいだろう。7年かけた地道な活動が実を結んだのである。単純に比較はできないが、コロナ対策にも同じことが言えるのではなかろうか。  

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