まずは炭の材料になるクヌギを伐採する作業が順調にはかどるための林床整備という伐採準備作業から始める。台場クヌギは伐採しても、残った切り株から芽が吹き出し、8~10年位で再び炭材としてちょうど手ごろな太さに成長する。そんな台場クヌギの特徴から、長期的な計画に従って、伐採エリアを決めて8~10年サイクルで伐採を繰り返していくのである。一般的には皆伐、決められたエリアの木はすべて伐採してしまうのであるが、ここは公園のため、当然残しておかなければならない木もある。クヌギの伐採作業そのものはプロに委託するのであるが、伐採前にどの木を切るのか、どの木を残すのかを決めて、マーキングするとともに、伐採しやすいように細い雑木などを伐って、林床整備を行う。
急斜面での結構大変な作業であるが、10人の山の手入れのボランティア仲間が打ち揃ってのスタートである。安全帽(ヘルメット)を被り、腰に手入れ道具の帯を締めれば、いざ出陣、いやがうえにも気合が入るというもの。これからほぼ3ヶ月炭焼き三昧の日々が続く。
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