梅雨明け猛暑の中を2カ月ぶりに山頂まで登る。途中、先日倒れた「コナラ(小楢)」の大木を処理する。この「コナラ」は、平成29年(2017年)にその当時猛威を振るっていた「カシノナガキムシ」に起因する「ナラ枯れ」に罹り、その時は何ともなかったが、7年かけて木を蝕まれ、枯れ始め、やがて倒れた木である。
こんな大木になるまで放置しておくと、日本中にある里山の場合、人の生活領域に近いため、土砂くずれなどによって倒れ、流されると、被害を大きくしてしまう。 土砂災害軽減化という視点からも森林ボランティアの活動が見直されてもいいと思う。防災の観点からしても、高木になる前に伐採する、いわゆる「低木管理」の重要性がよくわかるのだが、さて「誰が?」という問いになると、そこで答えに行き詰ってしまう。
尾根筋のあちこちの木には、この地域で最初に出てくる「ニイニイゼミ」の脱け殻が ・・・。
山頂までくると、麓からの上昇気流の風が心地よい。水分を補給し、ゆっくりと体を休める。
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