カンカン照りではないが、蒸し蒸しとした不快な暑さ。何人かのメンバーは、熱中症対策にファン付きのクールベストを着込んでの作業。本日も「クヌギ(橡、櫟)」の幼木の植樹。
このクヌギの幼木が、菊炭の炭材として手ごろな太さに育つまで10年ほどかかるだろう。多分、私が植えたクヌギを自分の手で伐って、菊炭に焼くことはない。しかし、こうやって命をつなぎ、クヌギ林の再生・復活を目指し、「菊炭焼」と言う地域の歴史ある文化を伝承していくという時間軸の一端を担っていると考えると、暑さの中での作業にも身が入る。希望や願いを込めて、一本一本丁寧に植えていく。
作業中に見つけたのは、体長2㎝ほどの「カマキリ(蟷螂)」の幼体。孵化したばかりの様だ。以前、「カマキリ(蟷螂)」の「卵鞘(らんしょう)」、または「卵嚢(らんのう)」とよばれるスポンジ状の包みを見たことがあったので、命の連鎖はまだまだ続いている。
「オオムラサキ(大紫)」の飼育ケージでは、蛹への変態が始まっている。個体の一つは、ぴくぴくと枝が揺れるほどに身もだえ(?)しながら、変態を行っていた。自然の摂理とはいえ、卵⇒幼虫⇒蛹⇒成虫/蝶へと変態を繰り返しいく不思議。
【 森のクラブイベントのお知らせ 】
「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」
6月16日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合 (雨天実施)
参加費:200円(保険代、材料費等)
定員:25名(申し込み先着)
お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
【 新会員募集中 】
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。
作業体験。体験入会も受け付けています。
公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。
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